
- 写真アート展:芦屋第二 モダニズム展
- 出展タイトル:Reframing Ⅱ Photo arts with SDGs (持続可能な写真アート)
※Photo Artist 須賀氏の基幹テーマであるReframingの一環で表現した地球の未来を見据えた写真アートづくりの考え方を示したシリーズ第2弾「持続可能な写真アート」 - 出展日時:2023年09月22日(金)~09月27日(水) 迄
- 出展場所:兵庫県立美術館・ギャラリー棟 3Fギャラリー
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 兵庫県立美術館
TEL: 078-262-1011(兵庫県立美術館) - 出展者 :須賀由美子(芸術写真集団AAPS/SDGs写真アート協会 所属)
<主催者> 芸術写真集団AAPS
■Reframing II Photo arts with SDGs (持続可能な写真アート)
Reframingは、物事の事象を変えずに見方や枠組みを変えること。
私達写真アーティストの世界では、常に最高の作品づくりを目指すためにベストな印刷メディアを選ぶというのがスタンダードな考えである。
今まではこれで良い時代だった。
しかしながらここ数十年の技術革新は凄まじく高画質の写真機材やプリンターなど誰もが手軽に扱えるようになり、その種類も使用量も以前とは比べ物にならないくらい増加していることから、その先端を行く私達が地球環境のことを考え何か提案していかなければならない時期なのではと考えた。
今までのスタンダードを変えてみよう!
写真アートの世界では「ベストな作品づくりをする」という根本の目的がある。
今までのベストとは、最大限魅力ある作品にするため印刷メディアや色表現などにこだわることに焦点があてられていたかもしれない。
今回の作品では、この“ベスト”とは未来においてどうあるべきかに焦点をあて、その事象を変えずに見方考え方を変えるReframingの結果、「地球の未来を守りながら写真アートの魅力を伝えられる作品がベストである」という考えにたどり着いた。
現在、紙やプラスチックの使用による環境破壊や地球温暖化の問題は私達にとっても例外ではない話であり、このベストの考え方は次世代の写真アーティストにも継承していくべきスタンダードであると伝えていきたい。
そして未来を見据えた最良と思われる印刷メディアは、石灰石が原料であるLIMEX(ライメックス)であると考えている。
「Reframing 持続可能な写真アート」では、SDGsの目的を漢字一字にしたため写真アートで表現した作品。
私の考える未来思考型のベストで新しい作品づくりを楽しんでほしい。
須賀 由美子